「サウナには入りたい!」でも「顔の乾燥が気になる・・」
「サウナでは乾燥してしまうのは分かっている・・」そのうえで「対策を知りたい!」
このように考えている方々は多いのではないでしょうか。
実際のところ、乾燥はサウナに入る場合には避けられない課題です。
避けられないとう前提で、対策を立てることが重要になります。
この記事で書いていること
- サウナによる乾燥の影響
- サウナに入るときの乾燥対策
まず最初のパートで書いているのはサウナによる乾燥の影響についてです。
サウナに入ると汗をかき、肌がうるおうように感じますが、実際どうなのかを書いています。
さらに注意すべきタイプのサウナ、最近人気のある湿度が高いタイプのサウナについても挙げています。
2つ目のパートで書いているのは、実際のサウナでの乾燥対策です。
私自身の経験などもふまえて、4つの方法を挙げています。
結論としては以下の通りです。
サウナにおける乾燥対策
- 水分補給を十分に行う
- 入浴後は保湿をしっかり行う
- フェイスパックをする
- 湿度が低いサウナを避ける
対策をすぐに確認したいこという方は、以下のリンクからジャンプしてください。
この記事を読んでいただいた方々に少しでも参考なるような内容があれば嬉しいです!
もくじ
サウナによる乾燥の影響
そもそもの話ですが、肌が乾燥するとどのような影響があるのでしょうか?
肌の乾燥した状態が続くとバリア機能が低下し、アレルギー物質や化学物質が皮膚に入り込んだり、物理的にも刺激をうけやすくなります。水分を保持する機能も弱くなり皮膚はさらに乾燥するようになるのです。
巣鴨千石皮ふ科のWebページより引用
肌が乾燥すると刺激を受けやすくなり、さらに乾燥するという負の連鎖が発生します。
このパートでは、まず発汗と乾燥の関係について書いています。
その上で、注意するタイプのサウナを挙げています。
発汗と乾燥の関係
サウナに入ると当然のことながら汗をかくことになります。
汗をかくと肌がうるおい、乾燥が避けられるように思う方もいるかもしれません。
しかしそれは誤りで肌の乾燥に注意する必要があります。
皮膚に付着した汗は、体温調節のために蒸発していきますが、同時に肌のうるおいも奪ってしまいます。そのため肌が乾燥し、外部刺激を受けやすい状態になります。
肌育研究所(ユースキン)のWebページより引用
汗の主な役割は体温調節になります。
汗をかいた後に水分が蒸発することで、体の表面の熱を奪い体を冷やす仕組みとなっています。
この汗が蒸発する過程で、肌の水分が奪われ乾燥する結果となります。
またサウナのような高温多湿の環境では、肌表面にある自然保湿因子が減少することも乾燥の原因といわれています。
湿度が低いサウナは特に注意
最近は湿度が高めのサウナが人気ですが、湿度が低いカラカラ系のサウナも根強い人気があります。
一般的に、空気中の水蒸気量が少ないほど水分は蒸発しやすくなります。
結果としてカラカラ系のサウナでは、汗がより蒸発しやすくなります。
このため肌の水分も奪われやすいです。
また上述の通り乾燥した肌には外部からの刺激は大敵です。
カラカラ系サウナのピリピリとした熱は、刺激となり得ると思います。
私自身、昭和ストロングスタイルと言われるカラカラ系サウナが好きですが、肌の乾燥とは相性が良くないですね・・
ロウリュやミストサウナは乾燥しにくい?
ロウリュは熱せられたサウナストーンに水やアロマ水をかけて、蒸気を発生させる行為です。
よってロウリュにより室内の湿度が高まることになります。
湿度が高めのサウナでは、肌が乾燥しくいと思います!
ロウリュが高い頻度で行われて、室内の湿度が保たれる場合は良いと思います。
しかしながらロウリュ後に湿度が元に戻る場合も多いです。
これは蒸気が排気口から抜けていくためです。
このためロウリュがあるサウナでも、乾燥しにくいとはなりません。
乾燥という観点では、ロウリュ後もサウナ室内の湿度は保たれるのかどうかに注意する必要がありますね。
次に室内の湿度が十分にあるミストサウナはどうでしょうか。
室内の湿度が十分にあるため、汗は蒸発しにくいです。
一方で、ミストサウナはドライサウナに比べて低い温度設定となっていることが多いです。
いわゆる「ととのい」を得るためには、ある程度高い温度が必要になります。
乾燥はしにくいですが、サウナの良い効果を十分に得ることができないと考えられます。
サウナに入るときの乾燥対策4選
上記の通り、サウナに入る場合は肌の乾燥は避けられないと考えた方が良いです。
特に顔の乾燥は注意したいですね。
このため「サウナでは乾燥する」という前提で対策を行うことが重要です!
ここでは以下の4つを乾燥対策として挙げたいと思います。
サウナにおける乾燥対策
- 水分補給を十分に行う
- 入浴後は保湿をしっかり行う
- フェイスパックをする
- 湿度が低いサウナを避ける
対策① 水分補給を十分に行う
1回のサウナに入ることで300㎖〜400㎖の水分が失われると言われています。
そもそも脱水症状を防ぐために水分補給は必須になりますが、乾燥対策としても水分補給は重要です。
まずはサウナに入り始める前に、水分を摂取するようにしましょう。
サウナ浴は「サウナ→水風呂→休憩」を数セット繰り返しますが、このセット間でも水分補給をすることが望ましいです。
さらにサウナに入り終えた後にも十分に水分補給とするようにしましょう!
肌に対する直接的な対策に目が行きがちですが、体の内側からの対策も必要です。
私自身はふるさと納税でイオンウォーターを箱買いして、水分補給に使用しています!
対策② 入浴後は保湿をしっかり行う
次に挙げるのは、肌に対する直接的な対策になります。
サウナに入った後は、十分な肌の保湿をするするようにしましょう。
入浴後は10分以内に保湿をする必要があると言われています。
特に男性は保湿をしていない人が多いのではないでしょうか。
保湿には以下の2ステップがあります。
- 化粧水をつける
- 乳液をつける
化粧水で肌に水分を与え、乳液をでその水分を逃さないというそれぞれ異なる効果があります。
どちらか一方ということではなく、乾燥を防ぐためには化粧水と乳液の両方が必要になります。
さらに美容液の使用も肌に良い効果があります。
私自身は持ち運びやすいオールインワンジェル(無印良品)を使用しています!
対策③ フェイスパックをする
サウナでも使えるフェイスパックを使うのも1つの候補になります。
これは2番目に挙げたサウナ後の保湿に対して、サウナ室内で保湿を行うという点で違いがあります。
サウナ室でパックなんか使えるのかという疑問があるかもしれませんが、使える商品があります。
あわせて読みたい
こちらはリコロン サウナパックをレビューした記事になります。
対策④ 湿度が低いサウナを避ける
上述の通り、湿度の低いサウナはより肌が乾燥しやすくなります。
サウナの効果を優先するのか、乾燥を避けることを優先するのか。
人によってそれぞれ異なる考え方があると思います。
乾燥を避けることを優先する場合は、湿度が高めのサウナに入ることを意識すると良いです。
まとめ:乾燥対策は男女問わず重要
今回の記事ではサウナにおける乾燥対策について書いてきました。
サウナでは乾燥は避けることができない問題となっています。
このため「サウナでは乾燥する」という前提で対策を行うことが重要です!
この記事でで挙げた対策としては以下の4点です。
サウナにおける乾燥対策
- 水分補給を十分に行う
- 入浴後は保湿をしっかり行う
- フェイスパックをする
- 湿度が低いサウナを避ける
どれかひとつだけを行うだけでは不十分で、バランス良く行うことが必要です、
乾燥について十分理解して、サウナライフをより充実させていきましょう!